ひろしま神楽の特徴
エンターテインメント性の高さ
ひろしま神楽の大きな特徴として、神事としての要素が強い昔ながらの「舞」に
エンターテイメント性と演劇性の高い「舞」が加えられていることが挙げられます。
それぞれの演目ごとに趣向の凝らされた、観客を楽しませるための演出は必見です。
バリエーションの豊かさが魅力
ひろしま神楽は島根県の石見地方の神社で舞われてきた大元神楽の流れを基に、
出雲神楽や九州の岩戸神楽を始めとしたさまざまな地方の流れが融合したものと
言われています。
現在、広島県内の神楽は、「芸北神楽」「安芸十二神祇」
「芸予諸島の神楽」「比婆荒神神楽」「備後神楽」の5つの神楽に分けられています。
県内には300近くの神楽団が存在しますが、特に石見神楽を源流とする芸北神楽は
江戸時代に伝わって以来、時代の流れに合わせ進化を続けた独自性の高い神楽です。