神楽(KAGURA)とは

神楽(KAGURA)とは

日本最古と言われる伝統芸能

神楽の歴史は非常に古く、一説によるとその起源は日本神話(古事記及び日本書紀)の
中の「天岩戸(あまいわと)伝説」にまで遡るとされます。

神々を喜ばせるための舞

神楽の語源は神様を迎える神聖な場所「神座(かむくら)」からきており、神座に
迎えた神様の前で行われる鎮魂・五穀豊穣・厄災の払拭、豊作への感謝などのための
歌舞を「神楽」と呼ぶようになったのだろうといわれています。(諸説あり)
日本各地の風土や文化を背景に伝承され、その土地の氏神様に奉納される神事として
執り行われてきました。現在では神事としてだけにとどまらず、催事や祝い事に
欠かせない郷土芸能として人々に親しまれています。

神楽を演じるのはアマチュアの人々

神楽を演じる神楽団員は、神楽を生業とするプロフェッショナルではありません。
本業のかたわら、仕事が終わった後や週末に練習を積み重ねて舞台に立っています。
しかしながら、その情熱は決してプロに劣るものではなく、自らの人生の一部として
誇りを持って舞台に立つ団員は決して少なくありません。